生活インフラの復旧作業が昼夜を問わず進められていますが、断水だけはまだまだ解消されそうにありません。
現場の方々の尽力には感謝しかありませんが、10年前の熊本地震の記憶がどうしても頭をよぎります。当時は自分の住むエリアの復旧がとにかく遅く、一本隣の道路までは電気が通っているのに自分の家は真っ暗のまま……という経験をしました。情報手段(スマホ)もなかったため、近所を歩き回って情報を集めたあの時の孤立感は本当に辛いものでした。
その時の教訓があるからこそ、今回の断水でも「何が本当に必要か」が見えてきます。 災害時、飲み水はもちろん重要ですが、それ以上に確保が難しく困るのが「トイレ」と「お風呂」の水です。先ほど、困っていた知人に20Lのポリタンクへ生活用水を満タンにして差し入れたところ、非常に重宝されました。
割れたお皿の片付けや、水が使えない状況での食事(紙皿や割り箸の活用)など、現場で直面する不便さは経験してみないと分からないことばかりです。
そして今、一番の敵は間違いなく「猛暑」です。復旧を待つ側も、暑さの中で作業を続けてくださる作業員の方々も、いつ熱中症や体調不良に倒れてもおかしくありません。
地域の中で出会う人同士、ちょっとした挨拶や声を掛け合いながら、お互いの顔色や体調の変化に気づけるような環境を作っていきたいです。
避難生活や片付け作業の最中は、ご自身の体調変化にも気づきにくくなります。どうぞ水分や塩分を意識して摂り、ご家族ともどもお体を一番大切にお過ごしください。
